検査内容


認知症のタイプにはアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症などがあります。人によって、生活のしづらさもさまざまです。脳機能や体の状態は生活のしづらさに繋がります。適切な検査によってそれらの状態を知ることができます。いまを知ることで、これからの暮らしを私たちと一緒に考え、創ることができます。

たとえば、次のような検査(一部のみ)があります。

■ MRI検査

mri

脳の形を知る

MRI_H

血管の状態を知る

MRA

脳の一部をはかり、集団と比べる

海馬の、集団の中における自分の大きさを知ることができます。

vsrad

脳のそれぞれをはかり、自分の変化を知る

海外の研究グループが開発したソフトウェアを使い24時間かけて計算します。その方の脳のそれぞれの場所の容積、厚み、表面積の変化をみるものです。受診者に結果をお返しするのは日本では当院だけの特典!(ただし、複数回特殊なMRI画像を撮像した方のみが対象となります。)
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脳の血流を知る

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MRIは、脳の「形」と「働き」を知ることができる装置です。脳梗塞や脳出血がないかを判別したり、正常圧水頭症などの治療可能な認知症を発見することが出来ます。脳の「働き」をASLという血流の検査や脳ネットワーク解析によって知ることもできます。当クリニックでは高画質な撮影が可能で撮影時に負担の少ないGEヘルスケア社製Optima MR360 Advance 1.5Tを導入しています。

■ 嗅覚検査

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認知症の原因によっては嗅覚(匂いの感覚)が低下することが知られています。嗅覚低下の有無とその程度を知ることで、日常生活の留意点を知ることができます。

■ 味覚検査

認知症の原因によっては味覚が低下することが知られています。どの味に敏感で、どの味の判別が苦手かを知ることで、今後の食生活における留意点をみつけることができます。

■ 瞳孔反応検査

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認知症の原因によっては「自律神経機能」が変化する場合があります。この検査は自律神経の働きを検査する方法です。生活のしづらさの要因を探り、生活の工夫ができます。

■ ヘッドアップティルト検査

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認知症の原因によっては、自律神経の機能低下が起こる場合があります。なかでも血圧の調整障害はその代表的なものです。起立性低血圧、食事後低血圧、臥位高血圧がそれです。血圧が乱高下すると日常生活に大いなる負担が生じます。ときに命にかかわる重大な問題が生じることもあります。そこで、このヘッドアップティルト検査は、この血圧の調整障害について知るための検査です。気づかなかった血圧の調整能力を知ることはあなたの命を守ります。

■ 神経心理検査

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認知症の診断においてもきわめて重要な検査です。その人の認知機能の状況を知るために行います。また認知症の薬の効果もこの検査をすることによってはじめてわかります。しかしそれ以上に大切なのは、それを知ることによる生活上のメリットです。認知機能の低下といっても、なにもかもできなくなるわけではありません。苦手な内容を知り、同時に得意な内容を知ることで、できないことをできることでカバーすることにも目を向けられるようになるでしょう。またご家族や周囲の人にとっても、ご本人の認知機能の状況を知ることで、多くのことに気づけるでしょう。人づきあいの形がよりよいものとなり、過ごしやすくすることは、よりよく生きる上で大切です。当院では高度な神経心理検査も訓練された心理士によって実施できる体制があります。