繁田医師の講演「認知症があろうとなかろうと」


5月25日、京都にて、当院の繁田雅弘医師が大会長を務めた日本認知症ケア学会が開かれました。

専門職を中心に、全国から6000人を超える参加者が集まりました。

20回を迎えた日本認知症ケア学会大会

大会の冒頭、開会講演で、繁田医師が語った言葉をご紹介します。日ごろ当院で診察をする中でいつも大切にしていることのひとつです。

診断の前後で大きく生活が変わってしまう方がいらっしゃいます。診断を受けるまでは病人の生活じゃなかったのに、病人の生活になってしまう。その瞬間に身体の健康を失うということはあり得ないのに。“認知症を中心にした生活”ではなくて、その前からやっていたこと、認知症があろうがなかろうがやってみたかったことをやっていって欲しいのです。

認知症という言葉が、まるで呪いのように本人の肩にとりついて離れなくなってしまう、そんなことがあまりにも多いのです。その重荷を解くのも、当院でできることのひとつです。

文責:平田知弘


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