まあ、しつこく、言葉、問題。オーストラリアの認知症の本人。結構、有名な人。クリスティーンブライデン、っていう人。こういった。
「私たちは患者ではなく人です。私たちは病気によって定義される存在ではありません。・・・・・・私も認知症を抱えた人であり、認知症そのものではありません。私たちへの話しかけかたで、天と地ほどの大きな違いが生じます。言葉は大切です!」
ということで、今回は、
認知症の症状
についてである。
まずは、絵をお見せしよう。
で、実は、この絵は、ぼくが、BPSDという言葉が日本にはやり始めた時に、ろくに考えもせず、作ったスライドである。
その当時、結構、あちこちで、講演会した。
えらそーに、このスライド使って。
知ったかぶりは、害がある、という好例である。
先にいう。
このスライド、大うそ、である。
人の悪口は、いっていない。
なにせ、このスライド自体は、あちこちの資料を中途半端にパクリ、
わかった感満載で、ぼくがつくった。
ぼくが、バカだったのだ。
でも、一見わかりやすい。
なにか、役立つ、とその当時思った。
でも、ぼくの経験から、そうではないことを知った。
こういった類の図をもとに、治療戦略をたててはいけない!
この絵をもとに、投薬内容を決めるのははなはだ、おかしい。
ひどい目に合う。
このスライドを信奉するか、しないかで、その医師の薬の選び方に影響する。
たかが一枚のスライドと思うなかれ。
でも、それだけに、その理由を正確に述べようとすると、意外に面倒くさい。
そこには、「視点」の問題、が絡むのだ。
なんのこっちゃ、だろうけど。
このブログ、こういう問題をよく扱う。
だから屁理屈が多い。そう読者はいっていた。
でも、ブログが読みづらいのも、こういう問題設定のせいである。
ぼくが、わるいのか。
んー。
まあ、僕が悪いともいえるかあ。
(反省)
おいおい、説明する。
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