今回の記事は12年前ヨミドクターに掲載されたシリーズ[認知症と向き合う]の最終回です。抗認知症薬の話です。
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薬は誰のために、何のために、誰が決めるのか。薬は効いているのか。薬の効果はどうやって測るのか。このままでいいのか、増やすのか。「薬は周囲のためではなく本人のためにある」という当たり前のことを理解した時に見えてくる景色がありそうです。
「認知症になっても生きていきたい」と思える社会でなければ意味がありません。
ヨミドクター[認知症と向き合う](24)投薬は本人のために より
他にも【ブログ】[木之下徹の認知症とともによりよく生きる]シリーズでは、抗精神薬の投薬場面から、「薬って誰のためにあるのか」という問いに葛藤しています。そこから、「認知症になってよい」と思えるためにはどうしたらいいのかを考察しています。認知症に対する新しい理解とアプローチ(周りとの関係性、暮らし、まちづくりの根底を考える)を模索しています。
【ブログ】「認知症に効く、っていうけど」シリーズでも「誰のための薬なのか」に焦点を当てて考えています。「認知症の、まわりの人にとってやっかいな状態、に効く」としてしまうことのリスクを考えています。このシリーズを1から読んでいただくと(木之下先生の想いが詰まっています)、薬の服用において深い理解が得られます。「投薬は本人のために」という視点がどれほど大切であるかを感じていただけるでしょう。
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