2024年9月21日は「世界アルツハイマーデー」。
その日「第12回認知症にやさしいまち三鷹」が開催され、多くの方が参加されました。のぞみメモリークリニックからは青山聡子氏(精神保健福祉士)がファシリテーターとして役割をはたしました。
第一部
認知症のご本人のパネルディスカッション。
認知症と診断されて新たなくらしをつくっている鈴木さん・藤島さんが、「いま認知症のひと」と「これから認知症になるひと」のために、診断後のご自身の体験やその時考えたこと・気持ちをお話しくださいました。
のぞみメモリークリニックの青山聡子(精神保健福祉士)氏がファシリテーターとして参加しました。(写真左)
第2部
実話をもとに、希望と再生を描いた映画『オレンジ・ランプ』が上映されました。この映画は、39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断されながらも、11年後の今も働き続けている丹野智文さんの実話をもとにしています。現在、丹野さんは会社勤務のかたわら認知症の本人の相談を受けたり自分の経験を語る講演活動を行っています。
videoメッセージ
上映前には、丹野智文さんからのビデオメッセージ(当院で撮影されたもの)が紹介され、彼の強い思いが観客に伝えられました。また映画では認知症とともに笑顔で前向きに生きる主人公の姿に心を揺さぶられ、涙と笑いがあふれるひとときを過ごしました。
認知症になっていいまち
「認知症になっていいまち三鷹」へ向けて動き出すことが、いま認知症の方々やこれから認知症になる私たちの支えにつながるといいな。そんな気持ちを新たにするイベントでした。
ピアサポート行っています
ちなみに、のぞみメモリークリニックでは丹野智文さんのピアサポートを行っています。
予約をお取りしますのでご希望の方はクリニックまでお電話を頂ければと存じます。(お問い合わせは青山まで)
初診のご予約
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