2024年11月20日(水曜日)
山中しのぶさんのピアサポートがありました。
今回は山中さんのピアサポート2回目と言う方が多く「やあ、久しぶり。元気そうでよかった」という挨拶から始まりました。
瘡蓋を無理やり剥がさない
自分の中で「大丈夫、大丈夫」と唱えて過ごしている人がいる。「笑っちゃうしかないじゃない」と笑いとばす人もいる。見た目は穏やかだったり、明るい表情だったりで、外からはなんの心配もないように見えても実は不安を抱えている人がいる。そういう場合は、何度か話したほうがいいと思う。時間がかかると思う。めちゃめちゃ不安を抱えていると思う。自分自身で塞いでいる不安の瘡蓋。「自分を納得させるために、特に心配はないと考えていることを無理に剥がす」と辛くなるだけだと山中さんが語った。
自分から不安に感じていることを話したり、相談したりするまでには時間がかかる。そう言って山中さんが無理に踏み込まないのは、いつか、目の前の人が元気になると信じているからかもしれない。急にはどうにもならないことがある。待つこと、時間をかけること。それは人によっても環境によっても、話す相手やタイミングにもよるのだと教えてくれました。ピアだからわかること。解決策や結果を出すことだけじゃないはずと。
私は「答えより大切なものがあると思っている」とご家族に伝えていたシーンが印象的でした。
こんなんで喜んでもらえればね。みんな喜んでくれるからね。
山中さんと2ヶ月ぶりの再会を楽しみにされていた方がいらっしゃいました。
山中さんが最初にかけた言葉が「今日は何をして私を楽しませてくれるんでしょうか?」でした。そういえば前回、手品を見せてくださった方でした。
山中さんは、手品に対して何度も「嬉しい!」「ありがとう!」「楽しい!」と伝えていました。山中さんの元気で明るく喜ぶ笑顔が、目の前の人の力を引き出しているかのように見えました。
手品は好きだけれど、それは人を喜ばせるための手段。本当に好きなのは、人を喜ばせることなのかもしれません。そのことを山中さんは最初から見抜いていたのかな?相手を心から想う気持ちがあるからできることなのかもしれません。気持ちが通じ合う時間でした。
11月も高知から来てくださってありがとうございます。山中さんにお会いできることを楽しみにしている方がたくさんいます。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。 のぞみメモリークリニックスタッフ一同より
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