2024年3月2日(土)三鷹市市民協働センターで勉強会が開かれました。
より良い市民社会に向けて認知症基本法をどう活用するか
話題提供:日本医療政策機構(HGPI)シニアマネージャー栗田 駿一郎氏
教育機関教員や医師、製薬会社社員、介護事業者、薬剤師、ジャーナリスト、メディア関係の方、学生、市議会委員、東京都職員、三鷹市職員、民間企業社員、映画監督、当事者、希望大使、おれんじドア三鷹、介護者の会、地域包括支援センター職員、厚生労働省担当官、認知症の人と家族の会など60名の人々が土曜日の午後、日本の各地から集まりました。冒頭、栗田さんのプロフィールから始まり、今年の1月1日に施行された認知症基本法の成り立ちが紹介されました。また、栗田さんを支えている恩師の言葉が紹介されました。以下に記載。
現実の世界に存 在するさまざまな不正義や抑圧を見逃さないでほしい、受難(passion)に苦し んでいる人の身に自分を重ね、心(passion)を寄せてわがこととして考えてほ しい、不正義や抑圧を強いるものに黙っていないでほしい。
タイトルにある「より良い市民社会に向けて」とは何かという質問から始まり、自治体による計画策定には当事者参画を含めどのように実現していくかのプロセスの大切さを上げ、地域独自の課題を把握して反映させることが大切だと話されました。また、当事者の多様性(認知症を併せ持つ属性への視座)、様々な声を集約することの重要性も述べられました。
(文責 のぞみメモリークリニック 精神保健福祉士 寺尾康子)
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